無呼吸症候群の怖さ(2)   首を自ら絞めている病気!!

「無呼吸症候群」と聞いて、「大きないびきをかく、太ったおじさん!」を思い浮かべてしまうのは私だけではないはず!実際に無呼吸症候群と医師に診断されたミハラルベルス服用中の60歳男性(詳しくは「無呼吸症候群の怖さ(1)を参照のこと」)はそんな太ったおじさんでした。

me-snoring彼の「大きないびき」は昔から大問題。彼の怒号のようないびき(怒っている時ぐらい響く大音量ですね)に奥さんは悩まされました。そしてこのいびきの質が、このところどんどん悪くなっていたことがわかりました。首を絞められたかのような苦しそうな唸り声がするのです。

「無呼吸症候群」の定義です。睡眠7時間に30回以上の無呼吸(10秒以上の呼吸停止)があることです。実際には、動脈血の酸素飽和度をはかってその重症度が確認されます。

太っていると ・・・⇒ 舌や喉が重い!体に空気を送る気道を塞ぐほど垂れ下がる
大いびき   ・・・⇒ 気道は空気の通り道 狭くなって音がでる
苦しそうな声・・・⇒ 空気がうまく体に入っていかない
首を自ら絞めているような病気だ!!

「無呼吸症候群」とは、全身的な酸欠状態に陥り体中が悲鳴をあげる症候群 と言えます。そしてその原因は、太ってたるんだ舌と喉でした。

それはまるで、寝ているすきに首を自ら絞めているようなもの。苦しいに決まっている。
すぐに死ぬほど絞めないけど、それはそれは体にとっては大きな問題なわけです。

そもそも寝ている時間は、体を健全に保つのにとても大切な時間です。昼間の疲れをとり、精神的にも安定させ、次の日の活力を作ります。特に脳を休める重要な時間でもあります。

寝ている間中、自分自身の太ってたるんだ舌と喉のせいで首を絞めているのですから、脳も体もゆっくり休んでいられるわけはありません。

「ちゃんと寝てない感じがする。疲れが取れない。何度もトイレに起きる。」60歳男性はそう話すようになりました。「忙しいからね。」と説明していましたが、忙しいだけだからかなあ~もしかして、太ってたるんだ舌と喉のせいかも。。。。(続く)

無呼吸症候群の怖さ (1)

ミハラルベルスを服用されている方(60歳男性)のお話しです。元々筋肉質で運動も得意な方でしたが、50代後半からどんどん太り始めて100キロに迫るほどになりました。血圧も高いのですが、降圧剤を服用することに抵抗があるとのことでずっと服用を避けてきた結果、今年に入り、電車の中で意識を失い救急車で病院に運ばれるという事件が起きました。すぐに意識は取り戻したのですが、前日に寝ていなかったこともありそのまま病院で一泊となりました。fat

救急に運ばれると、体温、血圧、脈拍といったバイタルサインを確認された後、脳のCTスキャン検査を受けました。その結果は・・・運ばれたときには血圧は収縮期200mmHgを超えていたのですが、脳内には出血も梗塞も無く綺麗な状態だったということです!医師は特にできることもないということで、家に帰されました。(煙草を止めるように、血圧はコントロールするように、といったアドバイス後です)

と、この件で”治療が必要だ”と真剣に考えたのは本人よりも家族でした。本人は「ちゃんと寝てなかったし、仕事を頑張り過ぎて疲れていたから」と簡単に考えたようです。特別な治療を受けるほど大げさなことではない、という自己判断がありました。

家族はすぐに近くの病院に行って精密検査を受けることを勧めました。体重を落とすように、降圧剤を服用するように、と説得もしました。しかしながら、本人にとっては”面倒なこと”だったようです。治療を始めるようなことはありませんでした。

Apeneaそして今月に入り、梅雨の蒸し暑さが続く中、またしも意識を失い救急車で病院へ。ケイレンを起こし白目をむき、と前回よりも酷い状態で運ばれたようです。またしても、脳内には出血も梗塞も無かったのですが!明らかに症状は悪化しています。今回はきちんと精密検査を受けることになりました。本人もやっと本気で治療に取り組む必要性があると考え始めたようです。

この方に下された診断名は「無呼吸症候群」
Apnea syndrome

実は太り始めてから寝ているときにますます大きないびきをかくので家族からは心配されていたようです。本人は年齢による衰えはあっても元気だし、いびきなんて誰でもかくものと軽く考えていたようですが、肥満+高血圧+大きないびきが体にとって大きな負担になっていたわけです。本人にとっては痛くもかゆくもない、しかしある日急に意識を失って倒れてしまったのです。この方のケースで無呼吸症候群の怖さを考えることとなりました。(続く)

不要な医療は是正される時代の患者

ある医療関係者向けサイトで行われた臨床医に対するアンケートでは、その90%が「不要な薬を要求する患者さんからの訴え」を受けて断るのに苦慮したという経験をもっていることがわかりました。また、不要な検査を求めるという場合もあるようです。

政府は医療費削減に向けて「不要な医療」を是正することを方針として決めています。医師や薬剤師が医療内容な薬の種類や量を確認し、必要が無いものであれはそれは削減していこうと努めるのは彼らの職業としての義務となっています。そしてその義務を共有する姿勢を、患者はもっていなくてはならないのです。

all自分にとって何が必要な医療なのかを知りその効果を自身で確認して無駄な部分は是正する。それは患者にとっては、日常から健康な体の維持を考える上でも大切なことだと思います。薬に頼らない体を持とうと考えたならば、日常生活の中の病気予防が一番大切になります。

ミハラルベルスは「脳梗塞はなってからでは遅い。毎日の食生活で予防しよう。」と考えた一人の研究者が作り出したサプリメントです。血栓予防生活を応援するためのサプリメントなのです。

器質化した血栓について

先日、ある医師からこのような質問がありました。
「線溶活性化酵素の血栓溶解能について。器質化した血栓に対して、その効果は期待できないのではないか?」

答えは以下です。

1 まず初めに、血栓とは何かについて確認しておきます。血管内皮細胞が何らかの衝撃を受けて傷ついた際、そこを修復するためにできるのが血栓です。できた血栓は必要が無くなれば線溶(線維素溶解)の力で溶かされます。血栓の形成と溶解は、止血線溶系の働きにより血管内で常に起こっていると考えられます。

Constricted Artery2 血栓が線溶によってすべて溶けてしまえばいいのですが、器質化する場合があります。年齢とともに線溶の力が衰えてくると、動脈硬化して内腔が狭くなった部位などではうまく溶けず、器質化が起こりがちです。膠原繊維が増えて「繊維化」すると、血管内腔にこびりつくように固くなります。こうなると、線溶の力で溶かし去ることはできません。線溶活性化酵素も無力だと思われます。

しかしながら、それでも線溶活性化酵素を服用する意義はあります。

血栓が器質化した部分では、動脈硬化を起こしているケースは多く、血管はもろくまたフィブリン血栓も出来やすくなっています。更なる血栓形成を防ぐという意味で、線溶活性化酵素の服用は意義があると考えています。できた血栓でいらないものはどんどん溶かす、その状態は常に保つ必要があるのです。

フィブリン、t-PA、有酸素運動

NHKのバラエティ番組「ためしてガッテン」2016年5月12日放送回では、「血液のチカラ向上作戦!脳梗塞・心筋梗塞で死なないために」として、血栓とその予防法の紹介がありました。血液のチカラ向上作戦! 脳梗塞・心筋梗塞で死なないために

ためしてガッテン細かく見ているとちょくちょく適当な部分というか間違った?!解説が入るのがこの番組の特徴ですが!!・・・そのことではなく、番組で使われた重要なキーワード(フィブリン、t-PA、有酸素運動)を使って、血栓とその予防方法について考えます。

ストレスを感じることで血液凝固が亢進し、血栓はできやすくなります。血管の内側にある内皮細胞が損傷していると、そこに血栓が出来ます。血管内皮細胞の損傷部には、まず血小板が集まります。その血小板を土台に、血液中を流れる不活性の前駆物質フィブリノーゲンがフィブリンとなり、血球などを絡めながら血栓を作り上げます。

つまり、血栓の本体はフィブリンである!と言えるのです。

このフィブリンを溶かすのはプラスミンです。不活性の前駆物質をプラスミノーゲンといいますが、血液中のプラスミノーゲンを活性化してプラスミンに変えるのがt-PAという物質です。t-PAは前出の血管内皮細胞から放出されます。

つまり、血栓を溶かす様々な物質を人は自らもっているのです。

人の体には血栓を作る機構も溶かす機構も備わっていますが、このバランスが健康な血液にとって大切です。血栓は出血を止める防御機構の産物ですから、血栓ができるのを止めることはできません。(危険です)とはいえ、血栓が詰まってしまえば血流が止まり、時に脳梗塞・心筋梗塞をひきおこしますからこれも大問題です。そこで、

できた血栓で必要がなくなったものはどんどん溶かしてしまえばいいわけです。
番組内で紹介されていたのは、
有酸素運動によって血栓を溶かす力をアップさせよう!
でした。

有酸素運動とはどんな運動でしょう。ポイントとしては以下3点です。
1 息がちょっと上がる
2 話をしながらでもできる
3 じわーっと体全体に汗をかく
酸素をきちんと体に取り込みながらできる運動=有酸素運動を30分ほど毎日行うことが理想的とされています。

とはいえ、例えば脳梗塞の後遺症があるという方は、運動を毎日行うことが困難な場合もあるでしょう。アカミミズ酵素ルンブロキナーゼ(ミハラルベルス粉末)の服用は、血栓溶解能力を緩やかに上げることを目指します。ルンブロキナーゼは、
1 フィブリンを直接溶かす
2 血管内皮細胞からt-PAをたたきだす=二次的にフィブリンを溶かす
という二つの方向で血栓溶解を推し進めます。

口臭と血流の関係

医療が進歩する前、医者は様々な方法で患者の状態を把握しようとしました。その一つがその人が放つ”臭い”であった、というのは容易に想像がつくでしょう。「嗅診(きゅうしん)」と呼ばれ、明治時代頃までは当たり前の診断方法でした。

こちらは身近な人から聞いた現代の話です。
medical-alert-dog-wallet-image1-500x500職場で仲良くしている同僚の”臭い”が、ここ数ヶ月どうも気になるなと思っていたら、その同僚に「胃がん」が見つかった、というのです。体臭や口臭から、がんを高確率に嗅ぎ分ける「がん探知犬」は有名ですが、犬のように臭覚が発達していない私たちでも、人の臭いの変化は意外と気づくものです。

口臭の原因で一番多いのは歯周病など口の中に問題があって臭気がたまる場合ですが、胃腸の障害、腎臓や肝臓の障害が口臭の原因になる場合があります。

胃腸障害の場合、腸と口は構造的につながっているので、悪臭がそのまま口まで上がってきそう・・・ですが実はそうではありません。体内の臭いは血液に入り、めぐりめぐって肺に入り、それが口臭となって外に出ていきます。

胃腸に障害があれば食物の消化はうまくいかず、悪臭は充満します。胃の中のピロリ菌が悪臭のもとになっている場合もあります。いずれにしてもその臭いは血液に入り、肺まできて、それが口臭となります。

腎臓や肝臓の場合も同様です。毒素を尿として排出する腎臓、有毒物質を無毒化する働きをもつ肝臓に障害があれば、体内に臭気がたまり、その臭いは血液に入り、肺に入り、それが口臭となるのです。

血液は体内をめぐっているわけですから、臭気をおびた血液が体内をめぐれば、口臭のみならず体臭にも変化が現れるのです。

糖尿病と腎症について

線溶活性化酵素含有ミハラルベルスを服用されている患者さんに糖尿病の方は大勢いらっしゃいます。ミハラルベルスの病院でのご紹介が始まったのが、腎障害の方のための透析病院であったことからもわかりますが、血管がボロボロになり血栓ができやすい体になってしまうのが糖尿病なのです。
今回は糖尿病と腎症についてです。糖尿病の症状が進んでしまった場合に必ず診るのが腎臓の状態です。

まず、糖尿病が真に怖いのは、尿に糖が出ることや血管内に糖があるという”状態”よりも、”合併症”を起こしてしまうこと、だと言えます。糖尿病三大合併症は、神経障害、網膜症そして腎症です。糖尿病は全身の血管を静かにしかも確実にボロボロにしてしまう恐ろしい病気ですが、細い血管が集まってできている腎臓の血管がボロボロになってしまい腎症となります。そしてそこには血栓がたくさんあるのです。

1 腎臓に障害が出てきちんと機能しなくなると、まず尿からの老廃物排出がうまくいきません。毒素が体中にたまってしまいます。

2 腎臓は体液の維持管理を行う臓器ですが、水分以外にも各細胞の活動に欠かせないナトリウム、カルシウム、リン、カリウム、重炭酸イオンといった電解質の割合も調節しています。体の中の環境を内部環境といいますが、腎臓の障害で内部環境そのものが壊れます

3 腎臓はいくつもの重要なホルモンを算出しています。腎症ではそれらがうまく産出されなくなります。血圧調整、血球産生や骨の代謝などに異常が出てきます

腎症末期になると透析が行われますが、透析が完全に腎臓の働きを肩代わりことはありません。以下のような症状が起こってしまうのです。

images全身脱力、体の重だるさ、吐き気、顔色の悪さ、頭痛、血圧コントロール異常(高血圧・低血圧)、貧血、手足のひきつれ、かゆみ、心拍異常、免疫力低下、骨や関節の障害

透析患者さんによくある かゆみ症状。毒素が完全に排出されず水分維持もうまくいかなければ、全身にかゆみが起こります。

参考ページ http://www.byouin.metro.tokyo.jp/eiyou/jinzou01.html#link01

後期高齢者が病気にならない!?

現在、全国にある病院のベット利用状況を示す「病床稼働率」の数字が低下傾向にあるという報告がありました。病院の声を聞くと、数年前より1割以上低下しているところが多いようです。

その要因として言われていることに、高齢者、特に後期高齢者が元気で、なかなか病気にならなくなっている、とういことがあります。こんな喜ばしい状況があるなんて!

bed後期高齢者なんてひどい名称をつけられた75歳以上の皆さんも、毎日の食生活に気を使い、運動もし、血圧を管理しながら健康に気を使うことで、病院のベットで寝たきりになる、といった状況から遠ざかっているのです。

しかしながら一方で、高齢者の病院の使い方が変わってきている、とも言われており、その原因は高齢者の貧困です。経済的な面から病院に行くことを控えているのでは、という懸念もあります。

少子高齢化が言われて久しい日本ですが、何より全体として人口は減っています。つまり保険料の負担者が減っていくということです。病気になる人が増えそうなのに、医療を支える財源はどんどん少なくなるわけです。この状況を見越して国は様々な手立てを検討しています。その一つが病院の再編です。日本国内に現在病院は約8500ありますが、これは世界一の数です。この数が減るとともに、現在の医療ニーズに合わせた病院機能の明確化により、その受け入れ体制も変わるでしょう。いずれにしても、気軽に病院に行き、簡単に病院のベットを使える時代ではなくなる、と見てよいと思います。

人々の医療行動が変わってきているのは、そのような社会状況を見ながら、高齢者が自ら自分の健康は自分で守ろうとする動きが始まっているからに他なりません。お国より先に、高齢者は自ら健康に対する知識を得て病気予防のために頑張っているのです!

経済的な面でも、病院に行く前に自分で予防するという動きが加速するでしょう。自分で自分の健康を守る時代、必要な健康知識そして病気予防知識を提供するのも医療関係者のつとめだと思います。

(日経メディカルの記事を参考にしました)

 

脳の制御部隊、グリア細胞

ぜひ知っておいていただきたい細胞についてご紹介します。
グリア細胞(アストロサイト、オリ ゴデンドロサイト、ミクログリア)は、神経系を構成する細胞の総称で、脳には神経細胞の50倍ほど存在していると考えられています。
脳の多くの部分にあたるこれらの細胞ですが、長年にわたりその存在の意味すらよくわかっていませんでした。

しかしながら、近代の科学進歩とともにグリア細胞の研究は飛躍的に進み、 現在ではグリア細胞の関与なくして脳機能は語れないとも言われています。
神経細胞が主体と考えられて いたシナプス(神経細胞間)部位における神経伝達や情報処理もグリア細胞が一定の調節をしていることがわかってきました。また、血管と神経細胞をつなぎ、脳血流と神経活動を制御しているのもグリア細胞でした。

1209_Glial_Cells_of_the_CNS-02社会の高齢化とともに治療法の研究発展が期待されているアルツハイマー型認知症、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病などの神経変性疾患、虚血性脳疾患、脳血栓と様々な病気や症状においても、グリア細胞の関わりが注目を集めています。

線溶活性化酵素が血栓を溶かし、脳の微小循環が改善されたことは、グリア細胞が関知しそれを神経細胞に伝えることで脳機能が活性化される、という仮説もでてきたわけです。脳は体の全機能のコントロールタワーです。脳活動の制御部隊であるところのグリア細胞の機能解明がますます望まれます。

グリア細胞の働きはざっというと以下のようなことです。

1)脳内ホメオスターシスの維持、
2)血液 脳関門、
3)ミエリン形成、
4)ニューロンの 細胞移動など脳発生過程への関与、
5)ニュー ロンの生存維持、
6)脳損傷の修復、
7)脳病 態への関与、
8)脳内免疫応答、
9)神経伝達 のモジュレーター

 

 

くすみの原因 血栓

Esteem-Beauty-Skin-Analysis-Bannerお肌のくすみ 特に女性は、いつもより肌色が悪くお化粧のノリが悪いと憂鬱になってしまいます。肌がくすんでいる時は、同時に体調もすぐれません。

と、このような肌の状態は「ずばり血管で決まっている」とある女性誌で紹介されていました。どんなスキンケアより血管のケアなんだ、ということを訴えていたようですが、くすみが「血管で決まる」とはどういうことか、に焦点を絞って考えてみました。

まずくすみは、決してお顔表面の肌の状態だけではなく、体全体の肌もくすんでいるということを忘れてはいけません。それはもうお化粧云々でカバーする話では無くなります。

skin

血管の最も大切な役割は、必要な血液量を維持し、各組織に血液を送り届けることです。また、血液の役割で一番大切なのは、新鮮な酸素と栄養分を各組織(全身の肌組織にも!)に送り届けることです。
更に、血液は各組織の老廃物を回収します。不要な水分も回収して、むくみもとってくれます。

くすみを除去するためには、血管が正常に機能し、血液をスムーズに流すとともに、各組織で血液が本来の役割を果たすために必要な血液量が確保されることです。

ところで血管といえば、血管の弾力性という意味で動脈硬化を気にされる方は多いようです。なぜなら血圧測定できるので、高血圧=動脈硬化が進む=不健康 という健康図式といったものが確立しているからです。

ここで一つの提案になりますが、動脈硬化に伴って必ず存在する血管の中の血栓に着目してほしいのです。血液をスムーズに、また必要量流すために、血管を邪魔するものを除去しておくことが必要です。一番邪魔しているもの、それは血栓なのです。

特に40歳を過ぎた頃から、体中を巡る細い血管のあちこちに血栓ができていると言われています。全身の毛細血管に血栓ができてそのまま詰まっているので、全身のあちこちに流れの悪い場所ができている、ということです。

くすみの話にもどします。肌に近い部分には細い血管がたくさんありますが、その血管に小さい血栓があって詰まっていれば、血液は流れていかず、酸素はいかず、老廃物はとどまったままになります。それこそがくすみなのです。